フルーツ王国・須坂でのぶどうづくり
当園のある須坂市は、
長野盆地、千曲川へ流れ込むいくつもの川が
押し出した扇状地にあります。
扇状地特有の水はけの良さ、
昼夜の寒暖差、降水量の少なさなど、
ぶどう栽培にとって良好な条件が揃っています。
そんな須坂市でぶどう栽培をはじめて50年あまり。
味と土づくりにこだわり、研究を積み重ねながら
ぶどう栽培に取り組んでいます。
"しあわせになれるぶどう"をお届けしたい
ぶどうの粒を食べた瞬間、口の中に広がる
甘味・酸味・香り…
そしてたっぷり果汁感に思わず笑顔になる...
皆さまの日常のちょっとしたひとときに、
小さな幸せをお届けしたい。
そんなぶどうをお届けすることが
私たちの目標です。
ひとにもいきものにもやさしいぶどうづくり
私たちが考えているのは人への安全はもちろん、
自然へのやさしさです。
人間が害虫として忌み嫌う虫や草たちも
精一杯命を燃やす立派ないきものです。
ぶどうの樹の健康を維持し、
美味しいぶどうを作り上げるためには
農薬は必要不可欠ですが、
なるべく自然に負荷をかけないように、
天敵となる虫を呼ぶ花などを植え、
自然の摂理の中で成り立つ
農業に取り組んでいます。
農薬・化学肥料の使用量は長野県慣行基準より5割減、
除草剤は使用していません。
土へのこだわり
"土こそすべて"
私たちが大切にしていることばです。
畑の中にはたくさんの微生物が生きています。
微生物は様々な有機物を分解して
植物に必要な養分を生み出してくれます。
草が生え、虫たちが生き、
微生物が生きることで
土は"活きる"。
豊かな土をつくることはつまり、
おいしいぶどうをつくることなのです。
特別栽培農産物
特別栽培農産物としての
第三者認証*を取得しています。
農薬・化学肥料の使用量は
長野県慣行基準より5割以上減、
除草剤は使用していません。
境果樹園では20年以上、土づくりを基本として
農薬・化学肥料の使用を削減した栽培をしています。
お伝えしたいのは、
農薬・化学肥料は危険なものではないということ。
ぶどうの樹を健全に保つためには農薬は必要ですし、
農薬は様々な安全試験をクリアしています。
危険だから使わない。ではなく
土づくりに取り組んできたからこそ、
樹が逞しく、健康に育ち、
農薬の使用を減らしても
美味しいぶどうが実るようになりました。
さまざまな生き物が生きる、豊かな農園を次の世代へも
引き継げるように
当園はこれからも土づくりを基本とした
ぶどうづくりに取り組んでいきます。